15万平方フィートの巨大カジノがオープン、ホテル&ライブ会場も今後建設へ
ロサンゼルスから車で約2時間北、I-5と州道99号線が交わる Mettler(メトラー) についに新しい大型カジノ 「Hard Rock Casino Tejon(ハードロック・カジノ・テホン)」 がオープンしました。広さはなんと 150,000平方フィート(約14,000㎡)。
これはカリフォルニア州はもちろん、ラスベガスにある大型カジノにも匹敵する規模です。
🏨これは“フェーズ1”にすぎない
今回オープンしたのは Phase 1(第1期)。
今後予定されている Phase 2 では、さらに巨大な複合施設が追加されます。
▶ Phase 2 計画(時期未定)
- 400室のホテル
- 高級スパ
- 2,800席の「Hard Rock Live」アリーナ
→ コンサート、スポーツイベントが開催可能
完成すれば、“ロサンゼルスから最も近い大型統合型リゾート”(ホテル+カジノ+アリーナ)として、南カリフォルニアの一大レジャー拠点になる可能性があります。
💰総額6億ドル(約900億円)の巨大プロジェクト
このカジノは、
- Hard Rock International(ハードロック)
- Tejon Indian Tribe(テホン・インディアン部族)
が共同で開発した 6億ドル(約900億円)規模 の投資プロジェクト。
部族カジノとして建設され、観光施設がほとんどないエリアで“地域の経済エンジン” として期待されています。
🏙️アメリカ各地で広がる“非ラスベガス”型カジノ構想
ラスベガスが経済多角化を進める中で、他都市でも “ラスベガス以外にカジノを作る”動きが広がっています。
しかし、実現は簡単ではありません。
▼ 最近の例
- ニューヨーク市:
SL Green+Caesars+Jay-Z の55億ドルプロジェクト
→ 9月に一度“白紙”になるも、先月復活 - ジョージア州:
カジノ合法化を巡りロビー活動が続くが、法整備が進まず停滞
→ Wynn Resorts(スティーブ・ウィン)も参入意欲
アメリカでは州ごとに規制が大きく異なるため、カジノ開発は常に政治リスクと隣り合わせです。
📈一方で好調な企業も
カジノは景気後退に弱いと言われますが、企業によっては好調を維持しています。
■ VICI Properties(VICI プロパティーズ)
— Caesars Palace、MGM Grand、Venetian など
ラスベガスの有名カジノを所有するREIT
→ 2025年第3四半期はアナリスト予測を上回る好業績を記録
不況下でも“不動産としてのカジノ”は安定的に収益を上げる構造があります。
💬投資家への示唆
今回のカジノオープンは、南カリフォルニアのレジャー市場にとって大きなニュースですが、不動産投資の観点では以下のポイントが重要です。
🔎 注目ポイント
- メトラー周辺の土地価値・ホテル需要への影響
- ロサンゼルス北部での新たな観光動線の創出
- カジノ開発は政治リスクが大きく州ごとに成否が分かれる
- カジノ運営より「カジノ不動産(REIT)」が堅調という構造
南カリフォルニアの観光・レジャー需要が高い中、今回のハードロックの進出は「ポスト・ラスベガス」の流れを象徴する出来事と言えます。