全米の人口増加が**南部・南東部(サンベルト地帯)**に集中していることが、
調査会社 **Markerr社の最新人口予測(2031年まで)**で明らかになりました。
フロリダやテキサスを中心に、新興都市と既存大都市の両方で人口が急増しています。
🏖️ 急成長トップ都市:マートルビーチが全米1位
2025年に全米で最も人口が伸びる都市と予測されているのは、
サウスカロライナ州のリゾート都市マートルビーチ(Myrtle Beach)。
人口増加率は**年3.2%**で、2020年以降は毎年3.5%以上の伸びを維持しています。
さらに、フロリダ州の3都市が上位入り👇
- ポート・セントルーシー(Port St. Lucie)
- レイクランド(Lakeland)
- オーランド(Orlando)
これらはいずれも2.2〜2.3%の成長率を記録する見通しです。
また、**チャールストン(SC)やフェイエットビル(AR)**も約2%の伸びを示しています。
🏙️ 大都市圏ではヒューストンとダラスが突出
南部の大都市も、絶対的な人口増加数で全米をリードしています。
| 都市 | 2025年の予測人口増加数 | 備考 |
|---|---|---|
| ヒューストン(TX) | +165,000人 | 2020年以降毎年10万人超の増加 |
| ダラス(TX) | +147,000人 | 全米第2位の増加都市 |
| アトランタ(GA) | +50,000人以上 | 南東部の中心都市 |
| オーランド(FL) | +50,000人以上 | 観光と移住の両輪で拡大 |
| シャーロット(NC) | +50,000人以上 | 金融・物流拠点として成長 |
| ニューヨーク市(NY) | +177,780人 | パンデミック後の人口回復をリード |
📉 一方で減少が続く都市も
人口が減少している都市の代表はニューオーリンズ(Louisiana)。
2025年も**−0.1%のマイナス成長**が続く見通しです。
また、ピッツバーグ、バッファロー、シラキュース、ロチェスターといった
北東部・ラストベルト(旧工業地帯)の都市も、ほぼ横ばいか微減傾向。
さらに、**ロサンゼルスやサウザンドオークス(CA)でも高コスト・高税率による人口流出(ネットアウトマイグレーション)**が進んでいます。
📊 5年後も「南部優位」が続く
Markerrの2030年までの複合年間成長率(CAGR)予測によると、
上位は以下の通りです👇
| 都市 | 年平均成長率(〜2030年) |
|---|---|
| マートルビーチ(SC) | 約3.2% |
| サラソタ(FL) | 約3.1% |
| ケープコーラル(FL) | 約3.0% |
| ボイシ(ID) | 約2.8% |
| プロボ=オレム(UT) | 約2.7% |
| ハンツビル(AL) | 約2.6% |
下位にはニューオーリンズ、ピッツバーグ、メンフィス、アクロンなどが並び、
いずれも年0.1%以下の微増〜停滞にとどまる見込みです。
🏡 人口増加の要因:手頃な生活費+雇用+生活環境
Markerr社によると、AIを活用した機械学習モデルで
CensusデータやACS(アメリカ地域社会調査)を分析した結果、
**「生活コスト」「雇用機会」「生活の質」**を兼ね備えた都市に
人口が集中していることがわかりました。
つまり、
🌞「暖かく、コストが低く、仕事と暮らしのバランスが取れた地域」
が今後もアメリカの人口成長をリードしていくのです。
✨ まとめ
- 2025年の人口増加率1位はマートルビーチ(+3.2%)
- フロリダ州・テキサス州・カロライナ州が成長を牽引
- 北東部・カリフォルニア州では人口減少が継続
- 今後5年間も「南部・サンベルトの時代」が続く見込み