・コンドミニアム(マンション)市場
- オアフ島全体では、2025年6月時点でコンドミニアムの中央値販売価格が US$530,000 → US$510,000 と、前年同月比で約 ‐3.8% の下落を記録。hicentral.com
- よりエリアを絞ったデータとして、ワイキキ地域では2025年5月の調査で、 販売件数が前年同期比-17%、中央値価格がUS$460,000と-6%の下落 という報告が出ています。locationshawaii.com
- この報告では「売出から決済までの日数(DOM:Days On Market)」がやや伸び、「在庫(月数換算)」も増える傾向ありとされ、買い手市場の兆しと読み取れます。locationshawaii.com+1
- また、2025年7月のデータでは、オアフ島コンドミニアムの中央値が US$490,000(前年同月比‐3.7%) と報じられています。List Sotheby’s International Realty
・戸建て住宅市場
- 一方で戸建て住宅(シングルファミリー・ホーム)については、2025年7月の報告で 中央値販売価格がUS$1,075,000となり、前年同月比-5.7% の下落が確認されています。List Sotheby’s International Realty
- 2025年8月では同行価格が US$1,105,500 と、前年同月比-1.5%の下落という報告も。hicentral.com
🏖 ワイキキ周辺コンドミニアムの“値下がりポイント”と背景
特にワイキキエリアのコンドミニアムは以下のような特徴が出ています。
- 販売が前年より低迷しており、売出件数の減少が-17%と強く出ました。locationshawaii.com
- 価格も下落傾向にあり、「US$460,000」が最新報告での中央値。locationshawaii.com
- 売出から契約・決済までの期間が延び、「売れにくくなってきている」状況がうかがえます。hicentral.com+1
- 在庫が増加傾向、買い手が選びやすい環境になりつつあるとの指摘あり。List Sotheby’s International Realty+1
🔍 背景にある要因
この下落・調整には、次のような背景が関係していると考えられます。
- ハワイ州全体で住宅・賃貸市場のコストが高水準で推移しており、買い手・借り手双方に“しんどさ”が生まれている。
- 観光・短期賃貸用途としてのコンドミニアム需要が減速しており、特に投資目的/別荘目的購入のハードルが上がっている可能性。
- 高値圏にあるため“利回り”や“費用対効果”を重視する買い手が慎重になっており、価格を譲歩する売り手が増えている。
- 金利上昇・世界的なインフレなどマクロ要因が住宅市場に影響しており、ハワイも例外ではない。
📌 投資・移住検討者にとって “今”が示す意味
このような価格下落・調整の局面を踏まえると、以下のポイントが浮かび上がります。
- 普段「高値で手が出ない」とされるワイキキ周辺コンドミニアムにおいて、 “価格調整”が起きている可能性 が見られるため、買い時の一つのタイミングとも捉えられます。
- ただし「下がっている」とはいえ、US$460,000=日本円で数千万円という水準。購入・維持・管理コストを慎重に評価する必要あり。
- 属性(居住用/賃貸用/短期貸し用)によって戦略が異なります。例えば賃貸回収を目的とするなら、入居需要・管理コスト・空室リスク・賃貸規制も注意すべきです。
- 住居として移住を考えるなら、価格だけでなく「将来の資産価値」「住環境」「インフラ・保険・災害リスク」なども視野に入れると安心です。
- 今回の調整が“一時的な調整”なのか“本格的な下落トレンド”なのかを見定めるためには、今後数四半期のデータと各建物・各地域の個別事情が鍵になります。