米国カリフォルニア州トーランスに、新たな航空機工場が誕生します。
ビル・ゲイツ氏が支援する Heart Aerospace が、約30,000平方フィート(約2,787㎡)の施設を賃借し、2025年第1四半期にグランドオープン予定です。
🔑 ポイント
- 所在地:1830 W. 205th St., Torrance
- 規模:30,000 SF(約2,787㎡)
- 用途:次世代ハイブリッド電動機「30席リージョナル航空機」プロトタイプ開発
- 特徴:航空機を収容可能な広さ、大規模電力設備完備
Heart Aerospaceは、2024年にスウェーデン・ヨーテボリから本社をエルセグンドへ移転し、研究開発拠点を設置。今回のトーランス工場は、その拡張の一環です。
ブローカーを務めたZacuto Groupによれば、
「トーランスはインフラ、主要航空宇宙企業との近接性、熟練労働力の確保という条件をすべて満たしていた」とのこと。
🌐 南カリフォルニアの航空宇宙ハブ復活
ロサンゼルス南部のサウスベイ地域は、長年航空宇宙産業の中心地でした。近年では再び企業進出が相次ぎ、航空機や宇宙開発分野の投資が活発化しています。
今回のHeart Aerospaceの工場開設も、この「航空宇宙ハブ再生」の動きを後押しする形となります。