インランド・エンパイアで大型売買&新プロジェクトが続々進行
カリフォルニア州で、今もっとも勢いのある商業不動産市場のひとつが
インランド・エンパイア(Inland Empire)。
ロサンゼルスから東へ広がるこのエリアは、人口増・住居の手頃さ・物流需要の高さを背景に、“食品スーパー(Grocery)を核とするショッピングセンター”の需要が過去最高 となっています。
最新では、
● リバーサイドで築約40年の商業施設が3100万ドルで売却
● ビューモントでターゲットを核とした28万SFの新商業施設が着工
と、大きな動きが続いています。
🛍️ Five Points Plaza(129,699 SF)— 3100万ドルで売却
「グローサリー併設型」の需要がピークに
まず発表されたのが、リバーサイドの「Five Points Plaza」売却ニュース。
- 売買価格:3,100万ドル(約48.3億円)※1ドル156円換算
- 稼働実績の高い Stater Bros(食品スーパー) がアンカー
- Del Taco、Jack in the Box、Dollar Tree なども入居
- 1986年開発以来、初めての売却
JLLのDaniel Tyner氏は次のようにコメント:
「グローサリー併設型ショッピングセンターへの需要は“史上最高”」
買主のLongpointは、「インフィル市場で稼働率が高い優良物件」として評価したとのこと。
👨👩👧👦 強力な人口動態が商業施設の成功を支える
Five Points Plaza 周辺のエリアは:
- 人口:319,190人
- 中央値世帯収入:88,575ドル
- 中央値年齢:31.3歳(若い)
- ヒスパニック系が多い多様な消費者層
この人口動態はまさに「グローサリー併設型ショッピングセンターが最適に機能するマーケット」。
特に Stater Bros の店舗は、チェーン全体で“最も業績が良い店舗のひとつ”として長年機能し、物件の価値を大きく押し上げてきました。
🏗️ 新規開発:Oak Valley Village(ターゲット併設 280,000 SF)
29エーカーの大型ショッピングセンターが着工
Five Points Plazaから東へ25マイル、ビューモント(Beaumont)では新たな大型プロジェクトが始動。
- 開発規模:280,000 SF
- 核テナント:Target(ターゲット)
- 敷地:29エーカー
- 位置:I-10 × Oak Valley Parkway
- デベロッパー:Regency Centers
- 設計:Nadel Architects
- 商業・飲食をミックスした、地域密着型センターに
完成は数年後を予定しています。
ビューモントは人口増が著しく、ハイウェイ10・60・79が交わる交通の要所でもあり、ターゲットを中心にした“生活密着型センター”は高い成功確率が見込まれています。
🧭まとめ:インランド・エンパイアは今が“最高の買い時市場”
今回の2つの動きから分かるポイント:
✔ グローサリー(食品スーパー)併設型は不況にも強く、需要が過去最高
✔ 若い住民・人口増に支えられ、商業施設の収益性が高い
✔ 優良物件は取得競争が激しく、築40年でも高額で売買
✔ 新たな大型ショッピングセンター開発も継続
✔ インランド・エンパイアは投資家にとって“安定×成長”を両立する市場
ロサンゼルスから近く、人口増が続くこのエリアは、今後も 安定した商業不動産投資の中心地となりそうです。